2018年03月18日

短答直前対策「著作権法」

短答対策として、不競法と著作権法の勉強会が本日「無事に!?」終わりました。

ゼミ生の皆様、1年間、お疲れ様でした。
他の受験生より早めに勉強を始めたので、良い結果が生まれることを期待します。

さて、
1年間ゼミ生との勉強会で、改めて、
著作権法は、ある意味、不親切な。。。「分かり難い」条文があるなぁという印象を持ちました。

以下、「よくわからない条文」のトップ3の紹介です!

(定義)
5 この法律にいう「公衆」には、特定かつ多数の者を含むものとする。

原則が規定されていないので、結局「公衆」の対象範囲が明確ではありませんよね。。。


(著作者人格権との関係)
第五十条 この款の規定は、著作者人格権に影響を及ぼすものと解釈してはならない。

当たり前の規定のように感じますが、43条(翻訳、翻案等による利用)との兼ねあいで、注意点が良く分かりませんよね。。。


(公表権)
第十八条 著作者は、その著作物でまだ公表されていないもの(その同意を得ないで公表された著作物を含む。以下この条において同じ。)を公衆に提供し、又は提示する権利を有する。当該著作物を原著作物とする二次的著作物についても、同様とする。


後段の「当該著作物を原著作物とする二次的著作物についても、同様とする。」ですが、結局何を言いたいのか、さっぱりわからない条文ですよね。。。

「著作物のデジタル化」を背景に、分かり難い条文になってしまった「著作権法」ですが、上記3点はそれ以前から規定されている条文です。

従前から理解するには苦労する条文であったこと分かりますが、皆様は十分に理解されていますか?

以上

弁理士 論文ゼミ 目白ゼミナール
「著不」速習勉強会を開催中!


posted by 目白ゼミナール at 13:45| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月12日

H30年改正情報

ご無沙汰しております。

今年度の弁理士本試の対策は万全でしょうか?

5月20日(日)の短答本試に向けて、ぼちぼち、「暗記モード」に入っている受験生も多いことと思います。

短答本試まで残り2か月。
条文の要件効果の暗記を中心に、過去問からの「変形」問題にも対応できるよう、万全の準備態勢を整えておくことをお勧めします。

さて、本年度はまだ影響を受けませんが、またまた改正がありそうですね。
http://www.meti.go.jp/press/2017/02/20180227001/20180227001.html

営業秘密に続き、昨今のAIブームを背景としたいわゆるBigDataの保護強化を目的とした不競法の改正が主ですが、特許法等も新規性喪失の例外規定の改正が対象となっています。

著作権法も「著作物の電子化」を背景に「綺麗さが失われた法律(条文)」になってしまいましたが、不競法も、益々、「とっつきにくい」法律(条文)になりそうですね。

データ保護の強化が目的なので、営業秘密と同じかと思いきや、微妙に要件等が異なりますので、注意が必要になりそうです。

いずれにしても、今年度、「短答本試の合格!」を獲得すれば、来年度以降の改正を学習する必要はなくなりますので、是非とも「今年度、短答本試突破!」を目指して、最後の追い込みを行ってください!

弁理士ゼミ 目白ゼミナール

PS
不競法・著作権法を対象とした短答直前対策の勉強会を実施していますので、こちらを参照ください。




posted by 目白ゼミナール at 17:18| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月11日

カラオケ機器メーカーの著作隣接権とは?

カラオケで歌う動画を YouTube にアップロードした者に対し、カラオケ機器メーカーが、著作隣接権を侵害するとして争った事件の判決が出たようです。

記事はこちら、
「カラオケ動画投稿ダメ…メーカーの権利侵害判決」

記事では、「カラオケ機器メーカーの著作隣接権を侵害するとして・・・」とありますが、著作隣接権者に、カラオケ機器メーカーは、文言上は含まれていません。

著作隣接権を有する者は、以下の4者です。
 ・実演家
 ・レコード製作者
 ・放送事業者
 ・有線放送事業者

記事が正しいとすれば、どの「者」の権利侵害となるのでしょうか?

あり得るとすれば、「レコード製作者」でしょう。

レコード、および、レコード製作者は、2条1項5号、6号で以下のように定義されています。

2条1項
五  レコード 蓄音機用音盤、録音テープその他の物に音を固定したもの(音を専ら影像とともに再生することを目的とするものを除く。)をいう。
六  レコード製作者 レコードに固定されている音を最初に固定した者をいう。


カラオケですので映像が含まれることから、5号のかっこ書が気になりますが、
レコード製作者の権利には、以下があります。

(複製権)
第九十六条  レコード製作者は、そのレコードを複製する権利を専有する。

(送信可能化権)
第九十六条の二  レコード製作者は、そのレコードを送信可能化する権利を専有する。


どちらの権利を根拠に、権利侵害を主張しているのか分かりませんが、カラオケ好きの方は、安易にカラオケ撮影動画をSNSにアップロードしないよう、注意しましょう。

弁理士 論文ゼミ
http://mesemi.com
posted by 目白ゼミナール at 21:15| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。